TEAM-6-4

クライテリア

スケジュールがクリティカルな場合には当初から精密に、仮説検証や価値がクリティカルな場合には荒い粒度から段階的に詳細化するなどして、状況に応じて見積りや計画の方法を変えているか。

タイプ

経験主義的な見積もりと計画

観点

プラクティス

FAQ

Q. どのような見積もり方法がありますか?

大雑把な見積もりを行う際には、過去の案件規模と比較する「類推見積もり」や統計データからパラーメタを決めて推測する「パラメトリック見積もり」などがあります。
 
より具体に落ちるタイミングでは、各タスクの見積もりを積み上げる「ボトムアップ見積もり」が適していますが、具体的な時間にするのではなく、アンカーとなる小さなタスクとの比較で行う「相対見積もり」が行われます。相対見積もりには、以下の3種類がよく用いられます。
  • Tシャツサイズ見積もり
  • ストーリーポイント
  • 理想日
 
さらに具体的なプロジェクトのリスクを検知したいと思ったときには、
  • 2点見積もり
  • 3点見積もり
のように、幅を持った見積もりを行います。これによって最悪の場合と平均値などを比較でき、プロジェクトの管理により具体的な指針が得られます。
 
より、期日がクリティカルになると細かなタスク単位で比較したり、具体的なスケジュールとガントチャートなどで日付と紐付けたりして、管理の解像度を上げていきます。