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エンジニアリングマネージャー
あなたがもしこんな状況だったら
あなたはエンジニアリングマネージャーとして、同じ職種のメンバーで構成されたチームのマネジメントを担当することになった。
まずはメンバーへの挨拶を兼ねて1on1を実施したところ、開発に関わるさまざまな声が上がった。
「ソフトウェアの品質が悪く、リリースの度にバグが発生する」「セキュリティ事故が怖いが対策が講じられていない」「プロジェクトはいつも納期に間に合わない」「チームとしての一体感がない」...
課題は多岐に渡り、どこから着手すべきかあなたは途方に暮れていた。
さて、何から取り組むべきだろう。
まずとりかかりたい最初の10個
テクノロジーマネジメント
- すべてのアプリケーションコードをGit/GitHubなどのバージョン管理システムで自社管理しているか。(権利を有する全てのソースコードについて、自社がアカウントを管理する統一のバージョン管理システムで扱っているか) SYSTEM-1-3
- コードレビューをする習慣や規則があり、本番用ブランチ(master / mainなど)へのマージはコードレビューを必須としているか。 SYSTEM-2-3
- プロダクトの半分以上のモジュール/クラスファイルに対して、ユニットテストが存在しているか。 SYSTEM-3-3
- 4半期から1年の間で定期的に、全体的なアプリケーションとインフラの脆弱性診断を受けているか。 SYSTEM-8-5
プロジェクトマネジメント
- チームとチームメンバーの権限について、RACI図やデリゲーションポーカーなどによって、可視化され共有されているか。 TEAM-1-3
- インセプションデッキまたはプロジェクト憲章を作成し、チームの存在理由についてチーム全員が把握しているか。 TEAM-2-3
- チームメンバー間で挨拶をしたり、雑談をする習慣はあるか。 TEAM-3-4
- ビジネス上、重要なマイルストーンとそのスケジュールをチームで常に共有し、その進捗を確認しているか。 TEAM-5-5
- 見積りは、実際にその仕事を行う本人を含むチームの複数人で行われているか。 TEAM-6-3
- ふりかえりの場はチーム全員が参加しているか。
より深く改善したいとおもったら
次に導入するならチームの項目/システムの項目を自分のチームで取り入れてみて、改善結果をもとに全体に広げていきましょう。