TEAM-6-4 · チーム · v202506

スケジュールがクリティカルな場合には当初から精密に、仮説検証や価値がクリティカルな場合には荒い粒度から段階的に詳細化するなどして、状況に応じて見積りや計画の方法を変えているか。

FAQ

Q. どのような見積もり方法がありますか?

大雑把な見積もりを行う際には、過去の案件規模と比較する「類推見積もり」や統計データからパラーメタを決めて推測する「パラメトリック見積もり」などがあります。

より具体に落ちるタイミングでは、各タスクの見積もりを積み上げる「ボトムアップ見積もり」が適していますが、具体的な時間にするのではなく、アンカーとなる小さなタスクとの比較で行う「相対見積もり」が行われます。相対見積もりには、以下の3種類がよく用いられます。

  • Tシャツサイズ見積もり

  • ストーリーポイント

  • 理想日

さらに具体的なプロジェクトのリスクを検知したいと思ったときには、

  • 2点見積もり

  • 3点見積もり

のように、幅を持った見積もりを行います。これによって最悪の場合と平均値などを比較でき、プロジェクトの管理により具体的な指針が得られます。

より、期日がクリティカルになると細かなタスク単位で比較したり、具体的なスケジュールとガントチャートなどで日付と紐付けたりして、管理の解像度を上げていきます。

経験主義的な見積りと計画はなぜ重要か?

簡単に言うと、経験主義的な見積りと計画は「サッカーチームの試合分析」のようなものです。サッカーチームは試合後に必ずビデオ分析をしますよね。パス成功率、シュート本数、走行距離といった実績データを見ながら、「この選手のスタミナはこれくらい」「この戦術だと平均何点取れる」という過去の実績を元に、次の試合に向けた練習メニューと試合戦術を組み立てます。「気合いで頑張れば勝てる」という精神論ではなく、個人とチーム全体の実績データを元に現実的な目標と計画を立てるからこそ、着実に強くなれるのです。開発チームも同じで、過去のベロシティやリードタイムといった実績データを元に計画を立てることで、達成可能で信頼性の高いプロジェクト遂行ができるようになります。

カテゴリ解説を読む