THE CRITERIA · v202506

組織を知る、328の問い。

気になるテーマやカテゴリから、基準とその背景を読み進めてください。

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問いの読み方
テーマ(5個)×カテゴリー(各8個)×チェックリスト(各8項目)。例としてチームの8カテゴリと、チーム構成と権限委譲の8つの問い(メトリクスの計測・学習と改善・プラクティスと習慣・アンチパターン)。

各カテゴリは8つの問いで構成されます。アンチパターンは手放したい慣習を確かめる問いで、「いいえ」が望ましい状態です。採点は逆転します。

8項目 · 条件をクリア

CORPORATE-7 / コーポレート

経営のデジタルファースト

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経営のデジタルファーストはなぜ重要か?

簡単に言うと、経営のデジタルファーストは「経営陣が先頭に立ってデジタル化を推進すること」です。企業変革をスポーツチームの改革に例えてみましょう。監督やコーチが旧来の練習方法に固執し、選手だけが新しいトレーニング法を試そうとしても、チーム全体の変革は実現しません。監督自身が最新のスポーツ科学を学び、データ分析を活用し、戦略を明確にし、それを選手に示してこそ、チーム全体が変わります。企業のデジタルトランスフォーメーションも同じです。経営層がデジタル技術への理解を深め、明確なビジョンを示し、技術戦略を策定し、競争領域を内製でコントロールし、適切な投資判断を行うことで、組織全体のDXが加速するわけです。

カテゴリ解説を読む
CORPORATE-7-1メトリクスの計測

データとデジタル技術を用いて、どのように事業変革をしていくのかのビジョンを明文化して経営メッセージとして発信し、その推進経営指標をもっているか。

CORPORATE-7-2学習と改善

ソフトウェアエンジニアとしての業務経験のあるCTOないし技術担当取締役が存在し、技術戦略についての策定を主導的に行っているか。

CORPORATE-7-3プラクティス

デジタル技術を活用した経営変革を担う担当役員(CDO等)が存在するか。

CORPORATE-7-4プラクティス

自社システムの戦略(競争領域・非競争領域の定義)を明確化しており、競争領域のプロダクト開発を内製人材でコントロールできているか。

CORPORATE-7-5プラクティス

デジタル事業および人材獲得に向けたM&A・投資戦略を遂行するための部隊が存在するか。

CORPORATE-7-6アンチパターン

IT予算の過半をソフトウェア資産として計上し、予算決裁のためにリードタイムの長い(1ヶ月以上かかるような)意思決定フローを挟んでいる。

CORPORATE-7-7アンチパターン

継続的なシステム改善のためのプロダクトマネジメント経験者がいない。そのため、開発チームとの関係が受発注構造になっている。(情報子会社問題)

CORPORATE-7-8アンチパターン

競争領域ではないシステムについて、業務フローをSaaSに合わせて変更するのではなく、既存の業務フローに合わせてパッケージソフト等をカスタマイズしている。