THE CRITERIA · v202506

組織を知る、328の問い。

気になるテーマやカテゴリから、基準とその背景を読み進めてください。

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問いの読み方
テーマ(5個)×カテゴリー(各8個)×チェックリスト(各8項目)。例としてチームの8カテゴリと、チーム構成と権限委譲の8つの問い(メトリクスの計測・学習と改善・プラクティスと習慣・アンチパターン)。

各カテゴリは8つの問いで構成されます。アンチパターンは手放したい慣習を確かめる問いで、「いいえ」が望ましい状態です。採点は逆転します。

8項目 · 条件をクリア

CORPORATE-2 / コーポレート

開発者環境投資

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開発者環境投資はなぜ重要か?

簡単に言うと、開発者環境投資は「大工に良い工具を提供するようなもの」です。建設現場で考えてみましょう。優秀な大工でも、切れ味の悪いノコギリや精度の低いメジャーを使わされれば、作業効率は大幅に低下し、仕上がりの品質も下がります。逆に、高性能な電動工具や精密な測定器具を提供すれば、同じ時間でより高品質な成果物を生み出せます。ソフトウェア開発でも同じことが言えます。高性能な開発マシン、快適なオフィス環境、自由なインターネットアクセスといった基本的な環境への投資が、開発者の生産性と満足度を大きく左右するわけです。

カテゴリ解説を読む
CORPORATE-2-1メトリクスの計測

プロダクト開発に関係する全ステークホルダーに対して、自社のIT環境の満足度やeNPS℠を定期的に測定しているか。

CORPORATE-2-2学習と改善

働く環境について、事業競合や採用競合ともコミュニケーションする機会を意識的に持ち、従業員の満足度において常に改善を繰り返しているか。

CORPORATE-2-3プラクティス

開発者(およびデザイナー)は、職務遂行に十分なスペックの開発マシンを貸与されているか。(開発マシンは、開発者からのアンケートなどを通じて満足が確認されているか。)

CORPORATE-2-4プラクティス

従業員が作成したソフトウェアライブラリを、自社のOSSまたは個人のOSSとして公開するためのガイドラインを準備しており、何らかソフトウェアを公開しているか。

CORPORATE-2-5プラクティス

オフィス内のWi-Fi速度は安定して100Mbpsを超えており、人数規模に十分なキャパシティを持っているか。

CORPORATE-2-6アンチパターン

ソフトウェア開発作業を行う場所で、自由にインターネットを使うことができない。(たとえば、SNSをつかわせないなど)

CORPORATE-2-7アンチパターン

障害対応など予測の困難な業務や、輪番対応等の計画された定時外業務があっても、定時出勤することを求めている。

CORPORATE-2-8アンチパターン

開発マシンにソフトウェアをインストールするには煩雑な申請が必要で、過度に制限されている。