TEAM-1-3 · チーム · v202506

チームとチームメンバーの権限について、RACI図やデリゲーションポーカーなどによって、可視化され共有されているか。

FAQ

Q. なぜ、権限が可視化されたほうが良いのでしょうか?

権限を可視化することにより、どこに権限が集約され、どのような権限が移譲されてないかわかり、自己組織化に向けた権限設計を行えます。

用語解説

RACI図

RACIは、実行責任者(Responsible)、説明責任者(Accountable)、協議先(Consulted)、報告先(Informed)の4つの頭文字を取ったもので、個人やチームに割り当てられた役割(責任、活動、および職権)を定義するためにマトリクス形式で利用します。

デリゲーションポーカー

7枚のカードを用いて、権限ごとの認識を管理者とメンバーとですり合わせながら権限委譲を行うゲームのことです。

権限委譲は一般的に、移譲をする/しない(0/1)の二択で考えがちですが、デリゲーションポーカーは7段階のステップにわかれていることが特徴です。

以下、デリゲーションポーカーにおける7段階のステップの定義です。

  1. 指示する :管理者として意思決定を行う

  2. 売り込む :意思決定についての人々を納得させる

  3. 相談する :決定する前に、チームからの意見を得る

  4. 同意する :チームと一緒に決定を下す

  5. アドバイスする :チームによる意思決定に影響を及ぼす

  6. 問い合わせる :チームの決定後のフィードバックを求める

  7. 移譲する :特に影響を及ぼさずチームに任せる

この7段階をもとに複数人が特定の権限について、どのレベルで行うべきかというのを同時に出し、レベルが一致しなかった場合にカードをもとにお互いの考えをすり合わせます。

参考資料

チーム構成と権限委譲はなぜ重要か?

簡単に言うと、チーム構成と権限委譲は「サッカーチームのフォーメーションと選手の自主性」のようなものです。サッカーでは、フィールド上の11人がそれぞれの役割を理解し、監督の指示を待たずに状況に応じて判断できるチームが強いですよね。フォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダーが適切に配置され、それぞれが自分の判断でプレイできる権限を持っているからこそ、チーム全体で素早く連携して勝利を掴むことができるのです。開発チームも同じで、必要なスキルを持つメンバーが適切に配置され、現場で迅速に判断できる権限があってこそ、価値のあるソフトウェアを効率的に作ることができるのです。

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